プレ更年期という言葉
前回の記事で「プレ更年期」という言葉を初めて知った私。
(プレ更年期に立ち向かう1)
その正体を知れば知るほど、「えっ、こんなに長く続くの?」と、正直ショックでした。
数ヶ月どころか、数年続くこともあるなんて……。
生理痛に毎月耐えてきたのに、今度はプレ更年期?
そしてその先には、いよいよ「本番の更年期」まで待ち受けているなんて。
人生の半分が、痛みや不調と戦う期間だなんて、ちょっと理不尽すぎませんか。
こんなの納得できない!
「はあ? どういうこと??」
そう思ったのが、最初の正直な気持ちです。
何のために、こんなに長い間、心も体も揺さぶられなきゃいけないの?
「ありえない」「耐えられない」「耐える理由もない!」と、行き場のない怒りが湧いてきました。
でも、ただ感情をぶつけているだけでは何も変わらない。
だったら、立ち向かってやろうじゃないか!と思い直し、まずは「敵の正体」を知るところから始めました。
プレ更年期はなぜ起こる?
調べていく中で、カギになるのが「ホルモンバランスの乱れ」ということが分かってきました。
そして、そこで出てきたのが「エストロゲン」という言葉。
「エストロゲンとは? 」と、さらに深掘りすることに。
エストロゲンって何?
エストロゲンとは、女性ホルモンの一種で、主に卵巣から分泌されます。
生理周期を整えたり、骨や血管、肌の健康を保つなど、体のあちこちに大切な働きをしています。
ところが、40代頃からこのエストロゲンの分泌が少しずつ不安定になっていきます。
「増えたり減ったり」を繰り返すことで、ホルモンバランスが乱れ、体の機能がうまく調整できなくなってしまうのです。
なぜ、体の機能がうまく調整できなくなるの?
ホルモンのバランスが崩れると、ホルモンの司令塔である脳は「なんとかしなきゃ!」と身体の各所に「ホルモンを出せ!」という命令を出します。
しかし、年齢とともに卵巣の反応が鈍くなってくるため、脳が求めるような反応が返ってきません。
その結果、脳は「どうしたらいいのかわからない!」と混乱し、さらに命令を出し続けてしまうのです。
この状態が続くと、自律神経の働きにも影響が出て、体温調節や睡眠、気分のコントロールなどがうまくいかなくなってしまいます。
プレ更年期に起こる心と体の揺らぎは、こうした仕組みが背景にあるのです。
生活習慣が原因かも?
プレ更年期の症状や時期は本当に人それぞれです。
ストレス、生活習慣、睡眠、食事なども影響すると言われています。
私自身、正直なところ、きっちりした生活習慣とは縁遠いタイプ。
食事の時間もバラバラだし、運動もしてないし……。今も三ツ矢サイダー飲んでるし。
「ああ、これも原因かもなぁ」と思いつつも、自分の性格を考えると、それをきっかけに劇的に生活習慣を改善!なんてことにはならなさそうです。
完璧じゃなくてもいい(と、自分に言い聞かせる)
でも、全部を一気に変えなくてもいいんです。
むしろ、無理をすると私の場合は続かない。
少しずつ、できることから。
これからも、ゆるく前向きに、プレ更年期に立ち向かっていこうと思っています。
つづく
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